今日、検証してみた機種は、
PreSonus のオーディオインターフェース AudioBox 44VSL
このモデル、
そもそもは、MacintoshやWindowsPCに接続して使用する
アドバンスド4入出力USB2.0レコーディングシステム。
ハードウェアとソフトウェアにデジタル・ミキサー機能を統合し、
他社を圧倒するオーディオ・クオリティという触込みだけあって、超本格的なオーディオインターフェース。
その超本格的なオーディオインターフェースを、iPadに接続してみたらどんな感じか!というところから
早速、実験してみた。
セッティングは、iPad 2 に、Apple iPad Camera Connection Kit を取り付けて
USBケーブルで、
PreSonus AudioBox 44VSL に接続。
YAMAHA のシンセサイザー MX49 から
AudioBox 44VSL に
MIDIケーブルとオーディオケーブルを接続。
AudioBox 44VSL から
ALESIS のモニタースピーカー ELEVATE 3 に
オーディオケーブルを接続。
Steinberg の iPad 用DAWアプリ CUBASIS を起動。
iPad 2 で起動している
CUBASIS からの再生音は、全く問題なく、
AudioBox 44VSL 経由で
ELEVATE 3 から想像以上の高音質が飛び出してきた!
CUBASIS のMIDIトラックを選択し、
MX49 を弾いてみると
レイテンシーを感じる事もなく
CUBASIS の内蔵音源の演奏が可能!もちろん、打ち込みも問題無し!
CUBASIS のAUDIOトラックを選択し、
MX49 の音声信号を録音してみても、まったくもって問題無し。
CUBASIS の内蔵エフェクトをかけて録音しても
レイテンシーも感じないし、すごくいい感じに使える!!!
これは下手に非力なPCで音楽制作を行うよりも、
もしかしたら優れた作業が可能かもしれない!!!
ある意味、恐ろしい時代になってしまったということか。。。
さて、
AudioBox 44VSL のMIDI端子を使って
打ち込みの入力ができることはわかった。
次の実験は、
USB接続のキーボードを使用できるか!というところ。。。
そこで、
MX49 を、
KORG のUSB接続25鍵ミニ鍵盤 microKEY BKRD(限定カラー) に置き換えて、接続できるか、及び、動作するのかを実験してみた。
先程は、
MX49 を MIDIで
AudioBox 44VSL に接続したが、
microKEY BKRD は、USBによる接続なので、
iPad 2 に取り付けた、iPad Camera Connection Kit から、
USB-HUB を介して、
microKEY BKRD を接続してみた。
!!!!!認識するではないか!!!!!
USB-HUB経由なのに、全く問題なく動作している!
これによって
モバイル環境(電源のない場所での使用)向けの構成を試してみたくなった。
次回はコンセント要らずのシステムにて、実験・検証することにしよう。